ピラティスではコアを働かさせることを「コア・エンゲージメントまたはコア・コネクション」と呼びます。コアとは、胸郭(肋骨)の下部から骨盤にかけてのお腹と背中にある(インナーマッスル)を指します。
最近の研究によれば健常者では、手足を動かす前にまずはコアのインナーマッスルが働き、身体の中心を安定させていることがわかってきました。ピラティスの理論でも「身体のすべての動きは強い体幹から繰り出さなければならない」とあるようにコアはピラティス・メソッドにおいてエンゲージメント(鍛える)前に体を動かすのはルール違反とされているほど重要視されています。