ども♪しんごです。
今回は反り腰に対する理解が深まるコラムとなります。
『原因を知ることは予防はもちろん、エクササイズの意味まで理解できます』
人の体に関する知識は一生使えます!
せっかく読んでいただくからには知識も蓄えていただきますよ〜♪
ぜひ反り腰に悩んでいるという方は参考にしてみてくださいね!
というわけで早速本題に入ります。
<こんな人におすすめ>
・「反り腰」で見た目が気になる
・「反り腰」で腰が痛い
・「反り腰」の原因を知りたい
反り腰が腰痛の原因とは限らない?
「反り腰だから腰痛なんだ」と思っている方へ。
実はまっったく関係ありませんw
周りを見渡してみてください、反り腰の人は100%腰痛を抱えているでしょうか?
答えはNOです!
痛みはもっと複雑で厄介なものです。
これはエビデンスベースで否定されていることで
姿勢が悪い=痛みに繋がるか?
っていうと前述の通り必ずしもそうではないということです。
「痛み」を深く掘り下げると長くなりますが、詳しく知りたいという方は2020年に約41年ぶりに改訂された「痛みの定義」をぜひご一読してみたください♪
簡単に説明すると、反り腰で痛みを感じる人もいれば、そうでない人もいるということが少し理論的に書かれています💁🏼
はい♪というわけでして姿勢が悪いから痛いという概念を捨てていただいて、それを前提にここからお読みください
そもそも反り腰ってなに?
反り腰のカラダの状態は…
・腰が反っている
・骨盤が前に傾きすぎている
・脚を曲げるための組織がかたまっている
この3点が同時に起きているケースがほとんどです。
これを解剖学的に説明すると
・腰椎過前弯
・骨盤前傾
・股関節屈曲拘縮
となります。
セルフで簡単にチェックしてみましょう♪
寝た時に床と腰の間に手が入るくらいスカスカに隙間が空いていればそれは反り腰である可能性が高いです!
そして…着目すべきは腰だけではありません!
最も厄介なのはSway back posture !
一般の方はもちろん聞き慣れない用語だと思います。姿勢は主に3つに分類され、その中の1つがSway backとなります。
実際に現場で拝見させていただくほとんどがこのSway back posture 姿勢となります。
画像の通りSway back postureは
・猫背
・巻き肩
・ストレートネック
であるため、腰と胸の背骨の境目に対してのメカニカルストレスが大きくなります。
結果的にこの刺激が疼痛の化学物質を発生する要因になりますので、腰痛を引き起こしている可能性が考えられます。
そもそもなぜ反り腰になってしまうのかというと…
環境が非常に大きな影響を与えます。人は環境にデザインされます。
日常生活の身体の使い方から長時間のデスクワーク、習慣的なヒールの使用などにデザインされてしまうのが人間のカラダです。
その結果、偏った姿勢が筋肉のバランスを崩し「反り腰」の完成です。
反り腰は結果であって原因ではありません!まずは日常のちょっとした習慣の変化を意識してみましょう
反り腰の原因となる筋肉は?
ここからは反り腰で筋肉のバランスはどのように偏ってしまっているのかも一緒に見ていきましょ♪
反り腰の原因筋① 大腿直筋がかたくなる
大腿直筋は骨盤から膝まで付着する前ももの筋肉で骨盤を前に傾ける作用があります。反り腰は大腿直筋がかたくなり、過度に骨盤を前に傾けてしまっている状態となります。
反り腰の原因筋② 腸腰筋がかたくなる
腸腰筋は腰の背骨から骨盤までをつなぐ筋肉です。
この筋肉がかたくなると大腿直筋同様に骨盤が前に傾きます。
※かたくなりやすく、弱くもなりやすい筋肉です。
反り腰の原因筋③ 広背筋がかたくなる
広背筋の柔軟性がなければ反り腰になります。
背面の大きな筋肉の柔軟性がなければ反り腰になってしまうのは想像がつきやすいと思います。
反り腰の原因筋④ 腹斜筋が弱くなる
かたくなっている筋肉があるということは拮抗している筋肉は弱くなっているというわけでもあります♪
⚠️反り腰になると、肋骨は外に開きやすくなります。
肋骨〜骨盤まで斜めに走る腹斜筋が弱くなってしまっているので、しっかりトレーニングを行いましょう♪
反り腰が定着している方は、必ず弱くなっている筋と硬くなっている筋が存在します。
マシンピラティスでは筋トレとストレッチを組み合わせたエクササイズで両方の筋肉を同時に効率的に刺激していきます。
どこに行っても治らなくて諦めている「反り腰」にお悩みの方はPADDLEにご相談ください♪