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【保存版】筋トレでムキムキになりたくない女性必見!インナーマッスルを徹底解説

インナーマッスル 解説

「インナーマッスルって実際はなに?」
「インナーマッスルを鍛えると引き締まるの?」
「インナーマッスルを鍛えるとどうなるの?」

 

近年ではメディアで多く特集されるため、
どなたでもその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか😊

 

ただメディアでは深くは語られないため、その実態を知る方は少ないはずです。

 

今回はそんな”インナーマッスル”についての疑問を解消するコラムです♪

 

そもそもインナーマッスルってなに?

筋肉には表面(浅層)にあるアウターマッスルと
深層にあるインナーマッスルに分けられます。

インナーマッスルとは、
その名前の通り身体の中の深い部分に隠れている筋肉のこと。

  • アウターマッスル:表面にある大きくて強い筋肉。
    →大きく関節を動かす。

  • インナーマッスル:深層にある小さくて弱い筋肉。
    →関節を安定させる。

と考えられています。

 

人間の身体の中にある筋肉の種類は700種類ほどあるといわれていますが、
インナーマッスルの種類はその9割を占め、とにかく豊富な種類がある筋肉とされています。

 

もちろんどちらも大切ですが、特にインナーマッスルは
「関節を安定させる」働きがあり、優先的に鍛える必要がある筋群と言えます。

 

インナーマッスルってどこにあるの?

筋肉の特徴や役割なども身体の表面にあるアウターマッスルとは大きく異なります。

 

インナーマッスルは主に
体幹(コア)」「肩関節」「股関節」「様々な骨の周り」などに付着します。

 

体幹(コア)のインナーマッスル】

  • 腹横筋(ふくおうきん)
  • 横隔膜(おうかくまく)
  • 多裂筋(たれつきん)
  • 骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)

体の中心部で内臓を支えたり、
脊柱を安定させたりする働きがあるといわれています。

 

特にピラティスで重要とされているのが
肋骨下部〜骨盤にあるこのコアのインナーマッスルです。

 

【肩関節のインナーマッスル】

  • 肩甲下筋(けんこうかきん)
  • 棘上筋(きょくじょうきん)
  • 棘下筋(きょくかきん)
  • 小円筋(しょうえんきん)

複雑で外れやすい肩関節を支えているのが
これらの4筋です。

 

【股関節のインナーマッスル】

  • 梨状筋(りじょうきん)
  • 外閉鎖筋(がいへいさきん)

など特に股関節周りには多くのインナーマッスルがあり、
股関節の動きを安定させる働きがあるといわれています。

 

インナーマッスルは身体の深部の様々な場所にある小さな筋肉で
身体が安定するようにバランスを保つために大切な働きがあります。

 

インナーマッスルの大切な役割

インナーマッスルは別名「姿勢保持筋」とも呼ばれています。

主に身体の深部で骨盤などの関節を安定させたり、
脊柱を支えたりするなどの働きがあるとされています。

インナーマッスルがしっかりと働くことで関節が安定し、

  • ケガをしにくくなる
  • 動作がスムーズになる
  • 疲れにくくなる
  • ぽっこりお腹が引き締まる

最終的には美しい姿勢を維持しやすくなります。

 

ぽっこりお腹解消には腹筋ではなくコアのインナーマッスル

コアのインナーマッスルには内臓を支える働きがあります。

内臓を支える筋肉が衰えると、
内臓が本来あるべき正しい位置よりも下に下がってしまいます

 

もし胃や腸などの位置が下がると、消化吸収の機能が正常に行われにくくなり
消化不良や便秘などの問題が生じることに繋がります。

 

インナーマッスルの効率的な鍛え方

インナーマッスルは深層にあり、関節を大きく動かすような筋肉ではありません。

そのためジムで行うような負荷の大きい筋トレでは
インナーマッスルを鍛えることはできません。

※負荷が強すぎずゆっくりと行うことがポイントです♪

 

ピラティスで・エクササイズでは
インナーマッスルのスイッチを自然と入れてくれるので、優先的に鍛えることが可能です。

 

美しい姿勢を維持する筋肉、内臓を支える働きなど
多くの重要な役割が存在しているので、インナーマッスルを鍛えることで様々なメリットが期待できます。

 

「筋トレはしたいけど、ムキムキにはなりたくない」
「ぽっこりお腹を効率的に改善したい」

といった女性には特にオススメです。